​実行委員長挨拶

全てはJETから、そして再びJETへ~
みなさま、茹だるような暑さの毎日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。この度、JET2023の実行委員長を拝命しました、東京ベイ・浦安市川医療センターの仲間達也です。
本日は、JET2023に向けての第一報を皆様にお伝えいたします。
「全てをJETに」という飯田先生の万感の想いがこもった熱いメッセージ、そして言葉通り最高の結果に終わったJET2022。合計2,113名、Web視聴も可能でありながら、実に1,361人(65%)の方が会場に訪れて下さったという結果が、JETという会が提供するプログラムの魅力と、JETを通じた人と人のコミュニケーションの価値を証明してくれたと感激しています。
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JET2023 実行委員長 仲間 達也
(東京ベイ・浦安市川医療センター循環器内科)
それからまだわずか2ヶ月、余韻も冷めやらぬ状況ではありますが、JET2023プロジェクトは既に始動しています。
目標はもちろん、2023年5月26日〜28日の3日間、3年ぶりに東京に戻ってくるJETを、最高の結果を示したJET2022を超える、「最高のJET」とすることです。
思い返せば、2年半前、JET2020の直前中止を皮切りに、多くの会が、未曾有のパンデミックを理由として開催を断念する事になりました。
代替案として急速に発展したオンライン会議の技術は、我々に新しいコミュニケーション
の手段を与えてくれました。​間違いなく、今後も更に発展・活用されるべき技術です。
しかしながら、その便利さ故に、我々は対面で行うコミュニケーションの価値を忘れかけていたような気がします。
では、JET2023が「最高のJET」となるためには、何が必要なのでしょうか。これは明確に、パンデミック以前を超えること、だと思います。そのためのJET2023プロジェクトは、もう始まっています。
JET2022を通して、Face to Faceの価値を再認識し、ようやく、2年半のパンデミックにより失われた時間や感覚を取り戻した気がします。だからこそ、JET2022は「最高のJET」であったと実感できたのでしょう。
大会のテーマは、中村正人先生の発案で、「diversity & inclusion」と決まりました。多様性を力として包括的な進化を遂げるであろうJET2023にふさわしいタイトルだと思います。
これまで以上に、日本国内のみならず、海外参加者にも足を運んでいただける様に、しかし、エキスパートのみならず、これから血管内治療を始めていきたいという参加者も気軽に参加できる。そんなJET2023を目指しています。
最高のJETを作り上げるべく、大会長である中村正人先生の下に、私と、鈴木健之先生、宇都宮誠先生が招聘
されました。開催地を変えても「アジアNo.1」の会として、世界へ発信するという趣旨を一貫して継続します。JET2023へ向けた我々のこだわりは2つ。高品質なプログラム、そして、参加者同士が共有する空間の価値です。
JET2023の会場となる赤坂インターシティコンファレンスは、東京都港区赤坂という圧倒的な立地にありながら、周囲にバランスよく緑が配置され、広々とした美しいエントランスを持つ、都会の喧騒を忘れるほどの贅沢かつ
魅力的な空間です。対面開催にこだわるJET2023に、間違いなく華を添え、新たな魅力を与え、次のステージへの
進化を助けてくれるでしょう。
艶やかな空間を堪能していただくために、プログラム終了後は、参加者やファカルティが参加するパーティーやディナーを計画しております。
さて、皆様が最も気にしているプログラムの詳細です。
PAD、Aortic、AV access、Venousという4つのトラック(+メディカルスタッフトラック)を継承し、PADのみならず、さまざまな領域の血管内治療に焦点を当て、多くの診療科からたくさんの参加者を募ります。
2020~2022のJETを大きく盛り上げた、飯田修先生、藤原昌彦先生は、川﨑大三先生、山岡輝年先生と共に、PADトラックのScientific committeeとして引き続きJET2023を盛り上げて頂きます。
JETの最大の魅力であるPADメインライブでは、これまで通り、世界を見据えたスピード感溢れる、メッセージ性の高いライブを提供します。JET2022直前に開催されたLINC2022において、飯田先生と私がライブオペレータとして登壇しましたが、現在のJETのライブのレベルが世界と遜色ないと実感する良い機会になりました。
JETで世界最高峰が見られる、JETへの道が世界へ繋がる道であるという認識を、世界中へ定着させていきたいと思います。
もちろん、初心者、英語が苦手な方、そして日本らしいスタイルでのライブデモンストレーションを
通じて、落ち着いた学びを希望する参加者を対象とした、日本語でのスクラブライブも継続し、多様なニーズを汲みとれる会であり続けます。
さて、注目のAorticですが、今年はなんと、東京慈恵会医科大学 血管外科の大木隆生先生が、”The Big Boss”として、Aorticトラックのマネージメントを行ってくださいます。
皆様が驚くような企画を用意するとの事ですので、発表をぜひお待ちください!市橋成夫先生、藤村直樹先生には昨年に引き続き、Scientific Committeeとして活躍していただきます。
ステントグラフトの中継ライブを堪能できる数少ない国内のライブコースとして、特に血管外科・放射線科の先生がたを中心に、新たなJETのファンを増やしていきます。
AV accessトラックは、末光浩太郎先生に継投して頂きます。
まだまだ始まったばかりのJET AV Accessトラックですが、中継ライブのみならず、ビデオライブなども駆使して、皆様が「見たい、知りたい!」と思えるような発信を行ないます。
より魅力あるプログラムを発信します。
世界中で最大の透析大国である本邦から、多くの発信を行い、PADトラックと並んでアジアNO.1の発信ができるように、
Venousトラックに関しても昨年と引き続き、横井宏佳先生、孟真先生にハンドリングをお願いしております。ステントや機械的血栓除去デバイスが使用できない本邦においては、諸外国の様に静脈インターベンションに積極的に取り組めていないという状況が続く中、昨年、頼りにしていたウロキナーゼの供給が枯渇するという大問題が発生しました。
こちらを解決すべく、JETを通じて様々な取り組みが行われています。静脈インターベンションに関する最新情報を、JET2023は発信し続けます。
Medical Staffトラックに関しても、昨年以上に魅力あるプログラムを考案していきます。
特に、最近参加人数が激増している臨床工学技士さんに多く興味を持っていただけている、血管内イメージング(IVUS, OFDI)に関しては、先日発表されたImaging consensus documentの内容を絡めて、深く学べるセッションを企画します。こちらは初心者の先生がたの学ぶ機会としても適切になるかと思います。
昨年、137演題を集めたJET OPENに関しては、これまで通り丹通道先生にマネージメントをお願いします。
循環器内科のみならず、血管外科・放射線科からも数多くの演題応募を頂けるように、山岡輝年先生、井上政則先生、そしてもちろん実行委員会一同連携して、魅力的な企画を作成します。
また、以前から人気を集め、復活を望む声が多かった横井良明賞(画像賞)、中村正人賞(論文賞)を復活させ、できる限り多くの参加者の取り組みや努力を紹介する場所を増やしていきます。
長文になりましたが、JET2023実行委員会の「最高のJET」を目指すための取り組みについてご紹介させて頂きました。
広報企画である、Road to JET、飯田のラヂオ等についても、随時スタートしていく予定です。
全てを注いだ最高のJETから第一歩をスタートさせ、そして再び全てをJETへ。
来年の5月まで、継続する企画を共に楽しみながら、2023年5月26日から28日、3日間のJETでお会いできることを楽しみにしております。